「ブス恋」&「ちびまる子」
以前にも自分はドラマ好きで、よく観ているということを記した。
しかし、今回のクールのドラマはどれも観る気がしないなぁ・・・
唯一観たいと思ったのは「ブスの瞳に恋してる」だ。
SMAPの稲垣吾郎は随分前はシリアスな役が多かったが、その頃からコメディーの方がむいているのでは?と思っていた。
最近ではコミカルな役も増えていたし、今回のキャスティングも個人的にはオッケー。
森三中の村上さんは、以前からそのキャラクターには注目していた。
最近は、演技もうまくなったなぁ、と思っていたので今回のヒロイン役もありだと思った。
しかも、同じグループの大島の役をやるというのがナイス・アイディア!
キャスティングを見た時点で、このドラマだけは注目していた。
他では、大河ドラマは継続して観ているし、何度も書いているようにNHKの朝の連続テレビ小説は日課として観ている。
朝の連続テレビ小説は、前期の「風のハルカ」の出来があまりに良かったので、今やっている「純情きらり」にはまだ馴染めない。
「風のハルカ」は、出身地が舞台になっていたというひいきを抜きにしても、素晴らしい佳作だったと思っている。
なんでもない日常を淡々と描いていた点が良かったし、そういう方が朝のドラマにむいていると思う。
「純情きらり」は原作からして大作のようだし、演出がそうでもなくても、大作的な重さを感じてしまう。
宮崎あおいを始め、キャスティングには力が入っているが・・・
NHKは「風のハルカ」がなぜ成功したのかを、もう一度じっくり考えるべきだろうなぁ。
過去に「おしん」のような重い大作がヒットした例もあるにはあるけど・・・
昨日放送していた「ちびまる子ちゃん」の実写版を録画していたのを今日観てみた。
これは素晴らしい出来だった!!
さすが原作のさくらももこがキャスティングにも係わり、監修もしていただけのことはある。
まず、まる子役の子役が良かった!
演技もうまいし、表情もいいし・・・
無理にアニメのまる子のしゃべりをまねせず、自分の個性を活かした演技をしていたことが返って良かったと思う。
その他のキャスティングも、自分的には、はずれがなかったように思う。
おねぇちゃん役の子は「白夜行」ではシリアスな演技をしていたが、この子はいい女優に成長するだろうなぁ。
この手のアニメの実写版は、過去のものを観てもあまり成功した例がないと思う。
結局、アニメでの吹き替えは大人がやっている訳で、実写になると、そのあまりの子供ぶりに違和感を覚えてしまうのだと思う。
しかし、今回の「ちびまる子ちゃん」に限ってはそれがなかった。
是非、続編を作ってほしい!
個人的には出来れば連ドラ化を希望する!
スペシャルでもいいのだが、子供たちはすぐに成長してしまうだろうから、今のうちにパート4、5くらいまで一気に撮影してほしいもんだ。
ところで、自分のカミさんに関してだが・・・
自分くらいの世代(30後半から40前半)で静岡出身のカミさんをもらった人は分かるかもしれないが、どうしてこうも「ちびまる子ちゃん」と思い出が一緒なんだろうと感じてしまう。
「1番星みつけた」という子供のど自慢番組で友達の応援に行ったとか、フェスタ静岡という祭りに西城秀樹を観に行ったとか、福引きに当たって山口百恵のコンサートに行ったとか・・・
「こいつの正体がちびまる子なんじゃないか!?」と思ったことがあるくらいだ。
by adacha | 2006-04-19 23:53 | 映画・ドラマ | Comments(2)