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詰襟

今日、ニュースであるJリーグチームの新人の入団会見を観た。

高校生が2人いたが、2人とも学ランだったのだが、詰襟のホックを外していた。
きっと2人とも、とても優秀な選手なんだと思う。
服装だけ見て人柄を判断することは出来ないが、そういう公の場だったら、やっぱりホックは留めるべきなんじゃないだろうか?

自分だって高校生の頃は、普段はホックを外していたが、日頃そうだからというのは理由にならないだろう。

それとも、最近ではホックを外すのが正しい着こなしになってしまったんだろうか?

「考え方が古い」「固いことを云うな」といった声が聞こえてきそうだが、監督だって自分と同世代だと思うし、チームの上層部だって自分と歳が近い人が多いと思う。
なぜ、注意しなかったのか?
自由でいいのか?

「社会人になるんだし、服装くらい正せや!」くらいのことが云えないのか?
上手ければいいのか?強ければいいのか?


かなり前に、全国大会出場を決めたサッカー部が、県知事だか市長だかを表敬訪問したニュースを観たことがある。
その時の生徒たちも、見事に全員詰襟のホックを外していた。
表敬訪問でしょ?
この場合、一番問題を感じるのは、指導者だ。
きっと、サッカーに関しては素晴らしい指導者なんだと思う。
しかし、表敬訪問の場で、生徒の服装を正すこともできないなんて、どうなんだ?
指導者に生徒指導の責任がないんだとしたら、顧問は何をやっていたんだ?
それに、訪問をうけた知事だか市長にしても、それを指摘すればいいんだ!
大人全員が気を使ってる感じがして、観ていてなんとも気持ちの悪い映像だった。
頭の固い自分としては、申し訳ないがそのチームを応援する気にはなれなかった。
(でも、この場合はやっぱり子どもたちに責任はないように思う)


いつからこんなゆるくて、甘っちょろい世の中になってしまったんだろう・・・
全ては(自分も含めて)大人の責任だと思う。


サッカーでも野球でも、吹奏楽でもそうだけど、部活動という教育現場で行われている活動である以上、強さや上手さ以上に、社会に出て役立つような礼儀などの生徒指導もしっかりと行うべきだと思う。

自分も子どもを指導する身である。
頭が固いと云われても、大人としての責任をしっかり果たさなければと強く思う。






by adacha | 2016-01-14 22:18 | 日常 | Comments(0)

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