人気ブログランキング | 話題のタグを見る

マーチのベースライン

昨日、今日とチューバのレッスン。

どちらの団体も、課題曲はマーチ。
(ただ、それぞれ別の曲だけど)
ベースラインってのは、一つ一つの音の羅列になってしまったらつまらないな。
マーチにはマーチのノリ、拍子感、重心ってのがあるから、それを考えて演奏するだけでタイミング、音の立ち上がりが断然変わってくる。
(更には響き、サウンドも良くなる)

それに、ベースラインの安定は、和声進行の美しさ、安定にもつながる。

コードが変わる前の音や、4拍子なら4拍目を丁寧に、そしてちゃんとアピールして、「どう、ぞ!」って感じで4〜1の流れを意識するといい。
アピールと云ってもやたらと強調するという意味ではないし、それを意識する小節の単位も曲、場面によって違ったりするけど・・・

個人的には、メロディックな進行になってたら少し大胆に、アクセントがあったらちょっと大袈裟にアピールするのが好きだな。
(べたついて重くなったり、雑になって荒くなるのは論外だけど・・・)

ベースのフレージングが良くなると、全体の流れも締まる!
そして、演奏も楽しいものになる!
(ベース、リズム隊がつまらない演奏は、全体もつまらない演奏になる)

メロディーとの絡みや、他のパートとのアンサンブルを考えて、全体をリードして、周りが気持ち良く演奏できるように良い流れを作ることを心がけないとね。

リズム隊が曲の流れを理解してる団体の演奏は、やはり気持ち良いものになる。

前にも書いたことがあるけど、ベースラインは対旋律!
何も考えず音符だけを吹いて、音を羅列しないように!






by adacha | 2017-06-18 23:20 | 吹奏楽 | Comments(0)

名前
URL
削除用パスワード