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ピアノ曲の編曲作品

今日は午後からレッスン。


小編成のバンドで、ユーフォニアムとチューバが1人ずつしかおらず、今日はまとめてレッスンした。

少し基礎をみた後に、コンクールの曲のレッスン。
そのバンドは、フランスの作曲家のピアノ曲(作曲者本人がオーケストラにもアレンジしているが・・・)を自由曲に選んでいた。

小編成の場合、各奏者の技量が問われる。
複数の奏者によって、フレーズをうまくつなげるといったことが出来ない。
(特に今日のバンドは、各1人ずつだったし・・・)

編曲者が吹奏楽のことを分かっている人なのかどうか・・・
ちょっと演奏上無理のある所もあった。
ほんとだったら、あれこれ勝手にいじってしまいたい所もあったが・・・
そこは、パートのレッスンでもあり、アドバイスをするだけにとどめた。


今の現場の現状を考えると、作品を書く方にも、もっと配慮が必要だと思う。
(予め、プロや上級のバンドを想定して書く場合は別として)

「これ、1人でやれっていう方が無理でしょ!?」
といった楽譜は困る。
管楽器なんだから! ピアノじゃないんだから!


しかし逆に、ピアノ曲を小編成のバンドを想定してアレンジするのは、書き方によってはとても効果的なものが出来ると思うし、良い傾向だと思う。

正直、小編成のバンドで管弦楽曲をやるのは、個人的にはあまり好きではない。
(あくまで教育目的の場合を除いて)


書く方にも配慮は必要なのだが、気を使いすぎて良い結果が出ない場合もある。
親切のつもりで書いているものが、人(バンド)によっては大きなお世話になる場合もあるから、その点は難しい・・・


論点がそれるが、課題曲の場合にそういうことがある・・・
大幅なアレンジが禁じられているからだ。

作曲者は配慮して書いているつもりなのに、
「こんなの、あいつ1人に吹かせられればいいのに・・・余計なことを・・・」
といったことがあるわけだ。
バンドによっては、個人の技量の差があるから、そういう意見があっても仕方ないかもしれないが・・・


今後も、ピアノ曲の編曲作品は増えていくんじゃないかなぁ・・・

自分も好きなピアノ曲はたくさんあるし、機会があったら吹奏楽にアレンジしてみたいと思っている。

by adacha | 2006-07-22 23:53 | 吹奏楽 | Comments(0)

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