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パルセイション

今日は午後からレッスン。


コンクールを目前に控え、どの団体もラストスパートをかけていることだろう。
今日は、最初に1時間ほど1年生の個人レッスンを行った後、約3時間ろくに休憩も取らず、コンクールの課題曲と自由曲をレッスンした。

課題曲は木下牧子さんの「パルセイション」
以前も書いたが、自分は今年の課題曲の中では、この曲が1番好きだ。

毎年、参考演奏のCDとフルスコアは購入しているのだが、通して2、3度聴いた後は、しばらくはこの曲ばかりを聴いていた。
(正確には、この曲しか聴く気になれなかった・・・)


木下牧子さんが自身のホームページの中で、とても詳しく曲の解説を行っている。

それを読む以前に、ある学校で生徒に向かって自分が言ったのと同じようなことを、木下さんが解説の中に書いていた。

この曲は・・・「うねり」と「パルス」の二極構造からなっている・・・

メロディーの「うねり」が何ともカッコイイ!
そして、クライマックスの盛り上がりがたまらない!


自分も以前、自分の書いた曲が課題曲に採用されたことがあるが、正直作曲者の意見というものは、あまり表に出回らない・・・

課題曲は、権利を連盟に譲渡しているので、やむを得ないのかもしれないが・・・
それにしても、あまりに曲が一人歩きしすぎるように思う。

自分が中学・高校生の頃は・・・
課題曲の作曲者は、雑誌に写真入りでデカデカと取り上げられ(今も小さくは載るが・・・)、作曲者自身の解説が掲載されていた。

自分の曲が課題曲に採用された時も、そうなるとばかり思っていたのに・・・
今では、有名指揮者の方や作曲家の方の解説が掲載されている・・・

コンクールに向けてということを考えると、その方がいいという判断なのだろうか・・・?
いつからそうなってしまったのだろう・・・


分かりにくくても、話がくだらなかったとしても、作った者にしか分からないこと、作った者しか知らないことがあると思うのだが・・・
自分なら、そういう話を聞きたい、読みたいと思うが、他の人はどうなのだろうか・・・?


木下牧子さんのホームページ上での解説、読んでない方は是非一度御覧下さい!

by adacha | 2006-07-27 21:53 | 吹奏楽 | Comments(0)

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