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「ウォーターボーイズ」と「スウィングガールズ」

今日は町内の夏祭りがあった。


今年、我が家は組長をやっているので、朝から夏祭りの準備の手伝いをした。
夜、祭りの本番中は交通整理。
終わってからは、櫓やテントの片付け・・・
普段、肉体労働をしていないおじさんとしては、すっかり疲れきってしまった・・・


家に帰り着いて、テレビをつけると「ウォーターボーイズ」をやっていた。
何度も観たが、やっているとつい観てしまう。
個人的に、こういうのって嫌いじゃないってことだ。

映画の内容としては、文化祭での公演を目指して奮闘するものだが、大会でもなく、それに対する何の代償も求めず、とにかくがむしゃらに頑張る姿に感動する。
出来自体、正直そんなに素晴らしいとは言えないと思うのだが、それよりも、やはり頑張っている姿に感動を覚えてしまう。


「ウォーターボーイズ」の後、立て続けに同じ監督の作品、「スウィングガールズ」が始まった。
この映画も個人的には好きだった。
今、世の中楽器ブームらしいが、その火付け役ともいうべき映画だ。

女子高生がジャズを真剣にやっている姿に感動を覚えてしまう。
それは、自分も学生の頃にビッグバンドに参加していたせいもあるのだろう。

女子高生たちのキャラクターが、なんとなく自分が以前指導いていた女子校の吹奏楽部の連中にダブって見える。
制服も、同じセーラー服だからかな?

一番印象的だったのは、最後の音楽祭のシーン・・・
演奏も良かったと思う。
正直上手くはないが、なんだか聴いているこちらが、無性に嬉しくなってしまうような演奏だった。

実は、一番印象的だったことは・・・(監督も意識していたと思うけど)
他の吹奏楽部の連中が、皆お揃いのブレザーで演奏していたのに対し、スウィングガールズの連中だけがセーラー服で演奏していたこと・・・

一般の人にとって、あのブレザー姿が異質に移るのか・・・
スウィングガールズが普段の制服で演奏している姿は、確かにとても自然に映るし、それがとても温かみのあるものに思えた。

なんか、大事なことを確認させられたような気分になった・・・


どちらの映画にも共通すること・・・
それは、やっていることに対する確かな“意思”が感じられるということだろう。
誰かにやらされているわけでもなく、がむしやらに、それをやり遂げようとする確かな“意思”・・・
これって、とても大切なことだと思う。
だからこそ、単純に感動させられてしまうのだと思う。


さて、今映画の途中に書き込んでいたのだが、これからその音楽祭のシーンだ!
何度も観てはいるのだが、また感動しちゃうんだろうなぁ・・・

by adacha | 2006-08-05 23:31 | 映画・ドラマ | Comments(0)

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