Cinnamon Sugar カミさんともちけい
Cinnamon Sugarも静岡を拠点に活動している、女性4人と男性1人からなる5人編成のバンド。
ホルン、トロンボーン、チューバといった金管楽器に、ヴィブラフォン(またはマリンバ)、そしてドラムという編成だ。
今回の“足立家ミュージック・プロジェクト”のライブには、このバンドからチューバ担当のカミさんと、ヴィブラフォンとマリンバ担当の望月けい子(通称もちけい)が参加する。
カミさんは今回チューバの他に、曲によっては鍵盤ハーモニカを担当する。
鍵盤ハーモニカは“ピアニカ”という名前で一般的に知られているが、これはあるメーカーだけの名称。
カミさんが演奏するのは、正確にはSUZUKIの“メロディオン”だ。
今回のライブが、カミさんの鍵盤ハーモニカ奏者としてのデビューとなる。
もちけいには、今回のライブでもヴィブラフォンとマリンバを担当してもらう。
彼女も、いろんなジャンルの曲に対応できる柔らかい頭の持ち主だ。
今回のライブ、何かハーモニー楽器を加えようと考えたのだが、アコースティックにこだわりたかったし、ピアノではない楽器にしたかった。
ピアノがあれば、ある意味何でも出来てしまう。
サウンドを厚くすることも容易だろう。
今回は、どちらかと言えばハーモニー感が稀薄なサウンドでもいいと思った。
そこで思いついたのが、鍵盤打楽器。
というわけで、もちけいにお願いしたところ、快く引き受けてくれた。
Cinnamon Sugarは、上記した編成を見ての通り、ミドルサウンドが充実しているので、マイルドなサウンドが予想出来ると思う。
しかしながら(ぶっちゃけ言わせてもらえば)、唯一の欠点は高音をフォローする楽器が、他の楽器に対して鍵盤打楽器しかないところか。
(曲によっては、ピアノをメンバーが演奏するようだが)
今回のライブも、サウンド的にはCinnamon Sugarに近いものになるとは思う。
比較して考えると、カミさんのチューバがトロンボーンにあたるポジションになる。
佐野聡のトロンボーンだが、彼は平気でホルンと同じ音域(アレンジによってはホルンよりも高い音域!)を演奏出来るプレイヤーだ。
ただ、サウンドのカラーを豊かにしたかったので、カミさんと佐野は他の楽器を持ち替えるようにアレンジした。
他のバンドのメンバーとのコラボレーション、そこからどんなサウンドが生まれるのか、とても楽しみにしている。
by adacha | 2007-02-11 22:49 | 音楽(ノンジャンル) | Comments(0)