レッスン 3
「レッスン」とは、どうあるべきなんだろう?
自分はレッスンを依頼されては、いろんな学校に顔を出している。
依頼の内容は、この時季なら「基礎を中心に・・・」が多く、コンクール前だと「曲を中心に・・・」が多い。
本来、レッスンとは受ける側が「〜をみてほしい、〜を教えてもらいたい」というものだ。
これは自分が高校から大学にかけて、いろんな先生から教わったことだ。
「先生がレッスンに来るらしいから、何か教えてくれるんだろう・・・」というものではない!
ただ、初心者にこれを求めるのは無理かもしれない。こちらとしても、アドバイスをしたり、課題を与えたり、定期的にレッスンする場合はそれなりのメニューを考えたりする。
しかし「何だかよく分からないけど、レッスンするんならうまくしてよ」なんていうレッスンはあり得ない。
本人の気持ちの持ち方に大きく関わることだから。
何でもいいから質問してほしい。興味を持ってもらいたい。疑問を感じたら聞いてほしい。
そういうコミュニケーションの先に「お互いが充実を感じるレッスン」があると思う。
by adacha | 2006-02-05 23:33 | 吹奏楽 | Comments(0)