春はあけぼの
笙太とEテレを観ていたら、「おはなしのくに」が始まり、またまた「給食番長」をやっていた。
以前も記したが、仙波清彦さんの演奏が素晴らしい!
この「給食番長」と、平原まことさんがサックスを演奏していた「くまの子ウーフ」は個人的にとても気に入っているし、名作だと思う!
(語りも良かったが、もちろん仙波さんや平原さんの演奏込みでだけど・・・)
「おはなしのくに」の後は、「おはなしのくにクラシック」という番組が始まった。
今日取り上げていたのは「枕草子」。
古典の授業というのは、あんまり好きじゃなかったけど・・・
この番組は、なかなか面白かったし、改めて勉強にもなったな。
歳をとったせいか、“いとをかし” の感覚が、昔よりすんなり入ってくるのだ・・・。
静岡市の平野部は、冬でも暖かいけど、その分季節感が希薄だ。
「雪の降りたるは いふべきにもあらず」とはいかない・・・。
清少納言が云ってる四季感というものが、あまり身に染みない。
「枕草子」の第一段を聞いていると、やはり頭に浮かぶのは幼い頃の故郷の風景だ。
春の朝、遠くの山、蛍の群れを追った夏の夜・・・
秋の空、夕暮れ時、霜柱を踏みしめた冬の朝・・・
故郷は現代でもそうなのか、単なるノスタルジーなのか・・・
静岡市も、もう少し季節感があるといいんだけどなぁ〜・・・。
写真は昼寝をして起きた直後、まだボーッとしている笙太です。
by adacha | 2012-04-16 21:10 | 映画・ドラマ | Comments(0)