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Woman

昨夜、ドラマ「Woman」の最終回を観た。

今期、唯一観ていた連続ドラマ。
(朝ドラと大河は除いて。話題の「半沢直樹」は観てません)

このドラマ・・・とにかく素晴らしかった!
脚本も良かったが、なんと云っても俳優陣の演技が凄かった。

主役の満島ひかりも素晴らしかったけど・・・
第1回を観た時、田中裕子と小林薫が出てきただけで反則的な凄さだと感じた。
(配役をちゃんと知らなかったので)

それに、子役も良かった!
個人的には、陸くんの自然さがたまらなかったな〜。

最終回は、時間が足りなかったのか、描き方に中途半端なところがあって残念。
演出では、ミスリード的なものもあって気になった。
ここまで丹念に描いてきていたのだから、もっと素直な表現で良かったと思う。

ラスト・・・絵日記に途中からお母さんが登場しなくなって・・・
ストレートに受け取っていいと思うんだけど・・・観る人によって感じ方が変わるような描き方だと思った(こういうのはよくある手法だし、悪くはないと思う)。
病気がどうこうというよりも、母娘の絆が最大のテーマということなのだろう。

我が子を抱きしめたくなる、そんなドラマだった。


それにしても、脚本の坂元裕二は凄いな。
1〜3月に放送されていた連ドラでは、間違いなく「最高の離婚」が一番のデキだったし、1年のうちにこうも傑作を書けるとは・・・!
(「最高の離婚」は「東京ラブストーリー」のバリエーションかな?)

「最高の離婚」と「Woman」に共通しているのは、とにかく役者の演技を堪能出来る脚本だということ。
(どちらも、自然な会話を聞いているだけで、あっという間に時間が経過した)
そりゃ、今年に入ってこの2つのドラマが面白かったというのも、納得がいくというもの。

坂元裕二氏の今後の作品に期待大である。

by adacha | 2013-09-12 22:10 | 映画・ドラマ | Comments(0)

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