自己嫌悪
最近のレッスン、あまり内容がいいとは言えない・・・
とにかく、相手のやる気を感じないレッスンが多い。
やる気というのは、目に見えて分かるもの、伝わるものだからだ。
言い換えれば、伝えるものだと思う。
レッスンを受ける気がないのなら受けなければいいと思うし、それ以前に呼ばなければいいと思う。
こちらとしては、やる気が感じられない人間に対してのレッスンほどつらいものはない。
また、そういったやる気が伝わる生徒たちを知っているだけに、それを感じられないレッスンを苦痛に感じてしまう・・・
何度同じことを注意しても、怒っても、怒鳴っても変わらないのでは、やっている意味を感じない。
「ああ見えて、やる気がないわけじゃないんですけど・・・」
と関係者は言うかもしれないが、こちらとしては知ったことではない。
毎日接している関係者はそう思うかもしれないが、そんな言い訳は世間では通用しない。
結局、音楽以前に生徒指導が問題の部活が多いように思う。
それは、挨拶や返事といったものに表れる。
教えてもらいたい気持ちがあれば、自然に「お願いします!」くらい言えるはずだし、そのレッスンで学ぶべきことがあったのなら「ありがとうございました!」くらい言えるはずだ。
そして、それはマニュアルではなく、心から発するべき言葉だ。
「吹奏楽部なんだから、いい音楽さえ出来てれば関係ないでしょ?」
と思う指導者や生徒もいるかもしれないが、自分は決してそんな風には思わない。
部活動に運動部も文化部もあるか!
部活動とは、その生徒の得意とすること、興味があることをもって、協調性や責任感、人間性を高める場なのだ。
全てのことは挨拶に始まり、挨拶に終わるべきだと思う。
プロの世界だってそうだ(出来ない人間もいるが)。
日本人なら、特にそうだ。
「・・・の国では、そんなことはしない」
なんて考え方は関係ない。
自分たちは日本人であり、日本人としての美徳を大切にすべきだとも思う。
自分が短気なことも、神経質なことも理解しているつもりだ。
だからこそ、最近では「俺の考え方がおかしいのか?俺が気が短すぎるのか?神経質すぎるのか?」と感じ、自己嫌悪に陥ったりする・・・
今日、レッスンで一緒だった人に終わってからつい愚痴ってしまったのだが、
「そんなことはない。そういう考え方が普通だと思う。」
と言ってもらえて、少し気が楽になった。
やる気がある生徒、頑張っている部活は応援したくなるし、見ていて、接していてうれしくなるし、そういう部活でのレッスンは本当に楽しい。
そんな部活が増えることを願っている。
by adacha | 2006-07-08 22:53 | 吹奏楽 | Comments(2)
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お蝶夫人
at 2006-07-09 11:04
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本当におっしゃる通りだと思います。
私も、高校生くらいまでの生徒には「あいさつは?」って言っちゃいますよ。
やはりきちんと挨拶できる子のほうが、レッスンもまじめだし、上達も早いように思います。
私も、高校生くらいまでの生徒には「あいさつは?」って言っちゃいますよ。
やはりきちんと挨拶できる子のほうが、レッスンもまじめだし、上達も早いように思います。
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adacha at 2006-07-09 12:37
お蝶夫人さん
ついつい愚痴っぽい文を書いてしまい、すいませんでした。
ここのところ、そう感じるレッスンが本当に多くて、ちょっと滅入っていたので・・・
あいさつは気持ちの表れですからねぇ。
注意されなくても、自然と口に出来るようになってほしいですよねぇ。
ついつい愚痴っぽい文を書いてしまい、すいませんでした。
ここのところ、そう感じるレッスンが本当に多くて、ちょっと滅入っていたので・・・
あいさつは気持ちの表れですからねぇ。
注意されなくても、自然と口に出来るようになってほしいですよねぇ。