相次ぐ訃報
昨日の亀田興毅の試合、どうやら勝ったようで・・・
ニュースで観た程度だから、試合の流れ自体は分からないのだが、どうやらKOにこだわらずにポイントを稼ぐ“大人のボクシング”をやったようだ。
プロである以上、勝つためには(特に昨日のような試合では)それも大切なことかもしれない。
しかし、亀田興毅といえば“ケンカボクシング”であり、KOで勝つことを期待していたファンも多かったはず。
というより、判定なんてものは勝敗を決めるための最終的な手段な訳で、柔道の選手が一本勝ちにこだわるように、ボクシングの選手もKO勝ちにこだわるべきだと思うけど・・・
彼は、自分の魅力を自分の手でつぶしたわけだ。
これでは、いずれファンは離れて行くだろうなぁ。
昨日から、訃報が相次いでいる。
元東京都知事の青島幸男が亡くなった。
74歳だった。
青島幸男といえば、「スーダラ節」などの作詞をした人であり、「意地悪ばあさん」だった。
政治家としても活躍し、才能が豊かな人だった。
女優の岸田今日子が亡くなった。
76歳だった。
岸田今日子といえば、映画「砂の女」の怪演であり、「ムーミン」の声優だった。
あの声の存在感は、とにかく素晴らしかった。
お笑いコンビ「カンニング」の中島忠幸が亡くなった。
35歳だった。
最近、来春にでも復帰すると聞いたばかりだったのに・・・
結婚して、子供が産まれてすぐに白血病になり、入院。
本当に辛かったことだろう。
相方の竹山の、落ち着いた、神妙な会見が胸を打った。
芸人として売れ始めて、すぐに発病。
下積みも長かったようだ。
しかし、訃報がニュースでも大きく報じられたということは、芸人としてそれだけ売れていたということ。
このことは、このことだけは、芸人として幸せなことなのかもしれない・・・
それにしても、35歳は若すぎる・・・
御冥福をお祈りします。
by adacha | 2006-12-21 21:45 | 日常 | Comments(0)