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「東京タワー〜」を観て思う、九州という所

今日から連続ドラマ版「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」が始まった。


正直、配役に対する興味は全くないが、原作を読んで泣いた者としてはやっぱり観てしまった。

連ドラだから、思いっきり脚色し放題だろうけど(実際そうだったが)、なかなか泣けるドラマになりそうだ。

オカンはどちらかと言えば倍賞千恵子の方だろ、と思っていたが、倍賞美津子のオカンもなかなか良かった。


雅也が九州を発ち、東京へ向かうシーンでは、自分が大分を離れた日のことを想い出した。
(故郷を離れたことがある人は、皆感じたかもしれないが)

自分も、故郷に対して雅也と全く同じ考えを持っていた。
「こんな田舎、早く出て行きたい!ここじゃ何も出来ない!」
その気持ちの方が強かったので、ドラマのような涙はなかった。

結局、東京で何が出来たわけではなかったが・・・


先日「〜がばいばあちゃん」を観ても思ったが、最近九州の田舎にスポットライトがあたることが多いが、ほんとにノスタルジックな土地だと思う。

以前も書いたが、大分に帰ると、文化の遅れを感じる。
今でも昭和を感じる。
(自分が生まれ育った土地だということだけが、理由ではないと思う)

新幹線で九州方面に向かうと、岡山辺りから景色を観ていても空気が違うのを感じられる。
なぜだろう・・・
自分が大分という瀬戸内海に面した土地で育ったせいだろうか・・・


この正月も里帰りはしなかった。
里帰り出来たとしても、年に一度がいいとこだ。

その度に、見るからに年老いていく両親・・・

昭和一桁生まれの両親に育てられた自分は、やっぱり所詮昭和の人間。
飽和した現代に違和感を感じることも多い。


結局、九州生まれ、昭和生まれの頑固者なんだな、俺は。

by adacha | 2007-01-08 22:42 | 映画・ドラマ | Comments(0)

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