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アンコン中部地区大会

今日、静岡県の中部地区では、アンサンブルコンテストの中学校の部の地区大会が行われた。


自分は、審査員として参加。
1日かけて、100近い団体を審査した。


どうしようかと迷ったが・・・審査をしての率直な感想を書き込みたいと思う。


正直な感想は・・・
全体的なレベルは低い・・・。

個人的には、聴いていて「おっ!」と思わせられたのは4〜5団体だろうか・・・!

中でも突出して引きつけられたのは、2〜3団体ほどである。


結局のところ、コンテストに出場しているのに、審査している側(聴いている側)に対するアピール力が低い・・・。

つまりは、気持ちが伝わって来ないのだ。

コンテストなので賞がある。順位がある。
それなのに、引きつけるものがないのだ。


最近、フィギュアスケートのグランプリファイナルが放送されていたが、出場している選手達には表現しようとする意思がある。
そして、それが観ている側に伝わって来る。


「音楽なんて、楽しければいい」
なんてことを云う人もいるが、少なくとも今日行われたのはコンテストである。


スケートだって、楽しければいいのかもしれない。
野球だって、サッカーだって、楽しければいいのかもしれない。

しかし、スポーツと名がつくだけで必然的に勝ち負けが生じる。

芸術性を問われるフィギュアスケートだが、浅田真央はいつも“ 試合 ”という言葉を使う。
結局は、そういうことである。
そういう気持ちで挑む姿勢が大事なのである。


運動部の選手は、試合に勝った後のインタビューにしっかりと答えたりもする。
吹奏楽部の生徒達も、インタビューされた時にちゃんと自分の考えを伝えられるか、なんて訓練もいいかもしれないな。


コンテストである以上は、勝ち負けが生じる。
その結果を受けとめて、今後に活かすことが出来れば、更なる向上が期待出来るというものだろう。


もっともっとアピールを!
聴いている側のことを考えた表現を!!

それが審査員でも、普通のお客さんでも・・・


それを実行するためには、それなりの技術が必要である。
それを身につけるためには、日々努力するしかない。


気持ちというものは、人に伝わるのだ。
そして、演奏する側は、伝えなければいけないのである。

by adacha | 2008-12-14 23:11 | 吹奏楽 | Comments(4)

Commented by かえる at 2008-12-16 11:47 x
アンコンの審査員、お疲れ様です。

 アンコンもとーっても懐かしいです。
中学の時に1度県大会まで行きましたが、
夏のコンクールとは違い、アンコンは1人1人の
音が本当に目立つし、ミスも許されないので、
緊張しました。
 でも、今となっては良い思い出です。
Commented by adacha at 2008-12-16 19:29
かえるさん
アンコンの審査、確かに疲れました・・・。

100近い団体の演奏を集中して聴き、点数をつけて、講評を書いて・・・。

出場者も一所懸命練習をしてきたんでしょうから、こちらも気を抜くわけにはいきませんからね!
Commented by mayu.ka at 2009-01-26 16:48 x
ちょっと時差がありますが

お疲れ様でした。

と言いますか、お世話になりました・・・。

私の娘ですが、実は出てました。

講評も頂きました。ありがとうございました。

ブログに比べ内容は優しかった様に思いますが

ブログの内容を伝えてみようと思います。

これからも頑張って下さい。

Commented by adacha at 2009-01-26 22:25
mayu.kaさん
コメント、ありがとうございます。

そうでしたか!お疲れさまでした!

講評、汚い字ですいません・・・。
もともと字は上手くないのですが、少ない時間で、少しでも今後に活かすことが出来るようなことを書きたいと走り書きしてしまうものですから・・・。

娘さんに、これからも頑張ってとお伝え下さい。

つまらない内容のブログですが、これからもよろしくお願いします!
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